不眠症について
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最近、お話を伺うと
『眠れないので、数年前から薬を服用している』
という方が多いです。
確かに、『睡眠薬』は手軽で効果もありますが、
他の対処をせずにそのまま服用していても、
残念ながら、根本的な解決はされません。
睡眠薬の服用が『習慣』にならないよう、
『原因を知り』 『自分に合った対処法を見つける』事が大切です。
◆◇◆不眠症の統計◆◇◆
「日本人の全人口の約15%は、常に眠気を感じている」
「都会人の約2割が睡眠障害で悩んでいる」
◆◇◆睡眠障害とは?◆◇◆
「ぐっすり寝た気がしないhttp://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif」
といった症状が週3回以上あって、
1か月以上続いた状態を『睡眠障害』と言います。
◆◇◆睡眠の種類◆◇◆
両方合わせて約90分を1サイクルとして、
4~5サイクルが繰り返されます。
◆◇◆レム睡眠の特徴◆◇◆
★眼の動き★
閉じたまぶたの内側で、眼球が激しく動き回る「急速眼球運動」が現れます。
※動画:急速眼球運動
★筋肉の状態★
身体の筋肉は弛緩している。(身体の睡眠)
身体の筋肉は弛緩している。(身体の睡眠)
★自律神経の状態★
脈拍・呼吸・血圧などの自律神経機能が不規則に変化します。(自律神経の嵐)
脈拍・呼吸・血圧などの自律神経機能が不規則に変化します。(自律神経の嵐)
★夢★
レム睡眠の時期に眠っている人を起こすと80%以上の人が夢を見ている。
レム睡眠の時期に眠っている人を起こすと80%以上の人が夢を見ている。
◆◇◆ノンレム睡眠の特徴◆◇◆
★眼の動き★
睡眠深くなってくると、眼球運動は停止する。
睡眠深くなってくると、眼球運動は停止する。
★筋肉の状態★
身体の筋肉の緊張は、比較的保たれている。
身体の筋肉の緊張は、比較的保たれている。
★自律神経★
脈拍・呼吸・血圧などの自律神経機能は安定しています。
脈拍・呼吸・血圧などの自律神経機能は安定しています。
★夢★
ノンレム睡眠の時期に眠っている人を起こすと、目覚めが悪く、夢を見ていることは少ない。
ノンレム睡眠の時期に眠っている人を起こすと、目覚めが悪く、夢を見ていることは少ない。
★ホルモン★
免疫機能を高めるホルモン(成長ホルモン、プロラクチン)の分泌が亢進する。
免疫機能を高めるホルモン(成長ホルモン、プロラクチン)の分泌が亢進する。
◆◇◆不眠症のタイプ◆◇◆
★入眠障害★
横になってもなかなか眠ることができない。
横になってもなかなか眠ることができない。
★中途覚醒★
眠りが浅く夜中に何度も目が覚める。
眠りが浅く夜中に何度も目が覚める。
★早朝覚醒★
夜が明けないうちに目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう。
夜が明けないうちに目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう。
★熟眠障害★
眠っても熟睡感が得られない。
眠っても熟睡感が得られない。
◆◇◆不眠症の原因◆◇◆
★精神的ストレス★
悩みや心配事があって眠れません。
「眠れない」という事がストレスとなってしまい、
悩みや心配事があって眠れません。
「眠れない」という事がストレスとなってしまい、
「更に眠れなくなる」という悪循環に陥ることもあります。
★身体の病気★
★薬の服用★
★生活環境★
「暑い」 「騒音」 「変則的な勤務時間で寝る時間が定まらない」
「暑い」 「騒音」 「変則的な勤務時間で寝る時間が定まらない」
★嗜好品★
「タバコ」 「アルコール」 「カフェインの摂り過ぎ」
「タバコ」 「アルコール」 「カフェインの摂り過ぎ」
◆◇◆体内リズム◆◇◆
「夜になると眠くなり、朝になると目が覚める」という、
体内リズムは、自律神経の働きによってつくられています。
悩みごとや、不安感、イライラなどの精神的な緊張が続くと、
夜も交感神経が活発に働いて眠れなくなります。
★体温リズム◆
夜間に体温が低下してくると睡眠が始まり、
明け方から体温が上昇してくると覚醒する。
★メラトニン分泌リズム◆
夜間にメラトニンの分泌が亢進すると、
睡眠を起こさせ、自律神経系を鎮静させる。
日中にメラトニンの分泌が低下すると、
目覚めさせ、交感神経が優位となる。
★生体リズム★
生体リズムには
『光を浴びる』 『学校や会社で人と接する』
『三度の食事』 『身体的運動』といった要素が関係します。
夜勤など生体リズムが昼夜逆転していると、
日中に眠気や出現したり、疲れやすくなり、夜に眠れなくなる。
東洋医学では、食事の不摂生や感情の乱れ、ストレス、慢性病による体力の低下などが原因と考えます。
★感情の乱れが原因★
怒りっぽい、抑うつ状態、夢をよくみる
怒りっぽい、抑うつ状態、夢をよくみる
★飲食不摂生が原因★
お腹が脹る、げっぷがよくでる、体が重だるい
お腹が脹る、げっぷがよくでる、体が重だるい
★体力の低下が原因★
加齢、慢性病
鍼灸やマッサージは、
全身の緊張を緩めて心身をリラックスさせる効果があり、
質の良い睡眠がとりやすくなります。
頭のムクミ、頚~肩の筋肉の緊張、
お腹の固さ、足の冷えなどをチェックしながら行います。
身体や心の病気が原因の場合は
専門医の治療と併用する事で不眠症の治療に効果的です。
◆◇◆不眠症に対する自宅ケア方◆◇◆
◆自分でやるマッサージ◆
★中国:按摩★
◆不眠症に良い食べ物(お茶)◆
★中国:ナツメ茶★
http://www.56.com/u82/v_NTc1OTg5NzU.html
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★インド:栄養学者 Nupur Krishnan 博士★
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