舌を観察する『舌診』
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鍼灸治療でよく利用される
『舌診』についてご説明しますhttp://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif
◆◇◆舌診とは?◆◇◆
東洋医学では「舌を観察する事で体の状態を知る」方法があります。これを「舌診(ぜっしん)」と呼びます。舌診では「舌の色」「舌の形」「舌の大きさ」「舌の動き」「舌の苔」「舌裏の静脈」などを観察します。体の調子によって舌の状態は変化するので、舌診は「体質」や「体の状態」を知る為の重要な情報となります。
◆◇◆舌の色◆◇◆
正常な舌の色は「淡紅色(ほんのり赤さのあるピンク色)」です。舌の色を観察する事で、次のような情報が得られます。
正常な舌の色は「淡紅色(ほんのり赤さのあるピンク色)」です。舌の色を観察する事で、次のような情報が得られます。
◆淡白舌◆
・冷え
・血液の不足
・冷え
・血液の不足
◆紅色◆
・体内に熱がこもっている
・体内に熱がこもっている
◆紫色◆
・血液ドロドロ
・血液循環が悪い
・血液ドロドロ
・血液循環が悪い
※色の濃い飲食物(かき氷、ワイン)により、舌が染まる場合があるので、注意が必要です。
◆◇◆舌の動き◆◇◆
◆舌が震える◆
・精神的ストレスを抱えやすい
◆舌が曲がる◆
・脳疾患
・脳疾患
◆◇◆舌の形◆◇◆
代表的な舌の形を紹介します。
代表的な舌の形を紹介します。
◆胖大(はんだい)◆
舌が全体的に「ぼてっ!」として、大きく厚みがある状態の事。水分代謝が悪く「体内に余分な水分が溜まっている」時に現れる症状です。
舌が全体的に「ぼてっ!」として、大きく厚みがある状態の事。水分代謝が悪く「体内に余分な水分が溜まっている」時に現れる症状です。
◆歯痕(しこん)◆
舌の縁に歯型がついて「デコボコ」になっている状態の事。胃腸の調子が悪い時に出やすい症状です。
舌の縁に歯型がついて「デコボコ」になっている状態の事。胃腸の調子が悪い時に出やすい症状です。
◆裂紋(れつもん)◆
舌に亀裂(溝)ができます。「水分が不足して乾燥している」事が伺えます。
舌に亀裂(溝)ができます。「水分が不足して乾燥している」事が伺えます。
◆◇◆舌苔(ぜったい)◆◇◆
舌の表面にある「苔」の状態も、重要な情報になります。具体的には、「苔の色」「苔の厚み」「湿り具合」「苔の広がり方」などを観察します。正常な舌は、適度な潤いがあり、白い苔がうっすら(苔を透して舌本体が見える)と広がっています。
舌の表面にある「苔」の状態も、重要な情報になります。具体的には、「苔の色」「苔の厚み」「湿り具合」「苔の広がり方」などを観察します。正常な舌は、適度な潤いがあり、白い苔がうっすら(苔を透して舌本体が見える)と広がっています。
◆膩苔(じたい)◆
苔が全体的に広がって「ベタッ!」としている状態。「体内に余分な水分が溜まっている」「消化吸収機能の低下」などが考えられます。
苔が全体的に広がって「ベタッ!」としている状態。「体内に余分な水分が溜まっている」「消化吸収機能の低下」などが考えられます。
◆地図状苔◆
苔が部分的に剥がれている状態。「水分が不足して乾燥している」「気の不足」などが考えられます。
苔が部分的に剥がれている状態。「水分が不足して乾燥している」「気の不足」などが考えられます。
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