お腹を触る・・・「腹診」
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東洋医学の診察法の1つ
「腹診」についてご紹介致しますhttp://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif
鍼灸の専門学生だった頃、
授業中に
・・・・と何度も出てきたのを覚えています
また、
腹診のDVDを発売されている
「松本 弘巳先生」には
学校で2年間授業を担当して頂きました。
残念ながら2年間とも講義の授業だったのですが、
時々、教室の机を並べてベッドの代わりとし、
モデルになった生徒のお腹を出して実技指導をしてくれました。
などなど・・・・
少し懐かしい気持ちになりながら、記事を作成しましたhttp://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gifhttp://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif
◆腹診とは?◆
お腹を「観察・触れる」事で体の状態を調べる方法を「腹診」と呼びます。「異性や身分の高い人の体にむやみに触れてはいけない」という考えが根強かった為、中国や韓国などでは腹診を避ける傾向がありました。その為、東洋医学の腹診は、主に日本で発達した診察方法です。東洋医学の腹診は「膝を伸ばし、腹部を緊張させた状態」で行うのが特徴です。西洋医学の腹診では、腹部に深く手を入れて内臓を触れるようにするために「膝を曲げ、腹部をゆるませた状態」で行います。
◆腹診の方法◆
患者には、仰向けになり、膝を伸ばしてもらいます。指先や手掌を用いてお腹に触れます。お腹全体を「軽く撫でさする」「押す」「叩く」などして、「冷えのある場所」「押すと痛い場所」「不快感・違和感のある場所」「筋肉の状態(弾力・硬結・陥凹)」「叩いた時の音の様子」「拍動を感じる場所」などを確認します。
患者には、仰向けになり、膝を伸ばしてもらいます。指先や手掌を用いてお腹に触れます。お腹全体を「軽く撫でさする」「押す」「叩く」などして、「冷えのある場所」「押すと痛い場所」「不快感・違和感のある場所」「筋肉の状態(弾力・硬結・陥凹)」「叩いた時の音の様子」「拍動を感じる場所」などを確認します。
◆◇◆主な症状◆◇◆
◆心下痞こう◆
「みぞおち」辺りに不快感・圧痛がある。
「みぞおち」辺りに不快感・圧痛がある。
◆腹満◆
お腹が全体的に膨らんでいる事を「腹満」と呼びます。腹満には実証と虚証があります。
お腹が全体的に膨らんでいる事を「腹満」と呼びます。腹満には実証と虚証があります。
★実証★
・お腹に弾力がある。
・お腹が硬い
・圧痛がある
・お腹に弾力がある。
・お腹が硬い
・圧痛がある
★虚証★
・お腹が軟弱
・圧痛がない
・お腹が軟弱
・圧痛がない
◆胸脇苦満◆
みぞおち~肋骨の下のライン(季肋部)に違和感・不快感・圧痛がある。
みぞおち~肋骨の下のライン(季肋部)に違和感・不快感・圧痛がある。
◆腹皮拘急◆
お腹の筋肉(腹直筋)が緊張している。
お腹の筋肉(腹直筋)が緊張している。
◆小腹不仁◆
下腹部が軟かくて張りがない。
下腹部が軟かくて張りがない。
◆小腹拘急◆
下腹部が硬く緊張している。
下腹部が硬く緊張している。
◆少腹急結◆
左の下腹部を押すと痛い。
左の下腹部を押すと痛い。
◆心下悸・臍上悸・臍下悸◆
腹部大動脈の拍動が触れる場合。拍動を触れる場所により「心下悸」「臍上悸」「臍下悸」と呼びます。
腹部大動脈の拍動が触れる場合。拍動を触れる場所により「心下悸」「臍上悸」「臍下悸」と呼びます。
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