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関節リウマチに対する鍼灸治療

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◆◇◆リウマチとは?◆◇◆
関節・骨・筋肉・靭帯・腱などが痛む病気の事を「リウマチ」と言います。リウマチには「関節リウマチ」「痛風」「リウマチ熱」など・・・非常に多くの種類があります。

◆◇◆関節リウマチとは?◆◇◆
「関節リウマチ(RA)」とは、全身に慢性の炎症が起こる原因不明の病気です。「関節の腫れや痛み」が主な症状で「良くなったり(寛解)」「悪くなったり」を繰り返しながら、次第に関節が変形していきます。30~50代の女性に多い病気です。

※以前は、『慢性関節リウマチ』を、現在では『関節リウマチ』といいます。

◆◇◆関節リウマチの症状◆◇◆

◆関節の症状◆
・関節が痛い
・関節液が溜まり「腫れる」
・朝起きた時に、関節がこわばり「曲げ伸ばし」がしづらく、動かしているうちに楽になる。(朝のこわばり)
・関節の変形 

◆関節以外の症状◆
・胸膜炎
・肺線維症
・シェーグレン症候群
・皮下結節
・「異常たんぱく質(アミロイド)」が消化管壁や腎臓に溜まる
手根管症候群
・血管の炎症による指先の潰瘍や心嚢炎
・倦怠感
疲労

◆◇◆関節リウマチの特徴◆◇◆
・手足の指の関節から始まり、次第に手首、肘、膝など体の中心に近い大きな関節に痛みを感じるようになる。
・朝起きた時に、こわばった感じがし、動かしているうちに楽になる。
・関節の腫れや痛みが左右対称に発生する。
・夜半~早朝にかけて激しく痛む。
・関節が変形する。

◆◇◆関節リウマチの原因◆◇◆
「細菌やウイルスの感染」「遺伝」など・・・何らかの原因により、免疫機能が異常な活動をする事で発症します。関節の毛細血管が増加し、血管内から分泌される物質(サイトカイン)の作用により、関節炎を引き起こします。そして、関節内の「滑膜細胞の増殖」により、腫れや痛みを起こし、「関節液の増加」「軟骨の破壊」が進んでいきます。

◆◇◆関節の変形◆◇◆
関節リウマチが進行すると、関節が変性します。関節にある「滑膜細胞の増殖」「軟骨の破壊」「腱の断裂」などが生じて「関節の構造」が破壊され、最終的には、骨と骨が直に接した「強直」という状態になり、曲げ伸ばしが出来なくなります。

※炎症が腱に及んで断裂することがあります。腱は、筋肉と骨を繋いでいるので、断裂した部分の筋肉を動かすことが出来なくなります。

★手の変形★
指の骨が強直すると、次の様な手の形になります。
・スワンネック:手前の指関節が伸びきる
・ボタン穴変形:手前の指関節が曲がる
・尺側偏位:関節の脱臼により、指が全て外側(尺骨側)を向く

★手首の変形★
手首の亜脱臼により、手が落ち込んで見えます。

★肘の変形★
肘が曲がり、肘を伸ばすことができなくなります。

◆◇◆他の関節リウマチ◆◇◆

◆悪性関節リウマチ(MRA)◆
慢性関節リウマチの一つで、全身の血管に炎症が起きる病気です。

心因性リウマチ◆
うつ病などが原因で、全身に痛みを感じる病気です。炎症反応は見られません。
◆強直性脊椎炎◆
脊椎を中心に関節炎が起こり、脊椎が固くなる病気です。
◆リウマチ性多発筋痛症(PMR)◆
頚・肩・腕・腰・太ももなどの筋肉に、こわばりや痛みが起こる病気です。
◆リウマチ性心疾患◆
リウマチ熱によって心臓の一番内側の膜に炎症が生じ、心臓弁膜が厚くなって弁の機能障害を引き起こす病気です。 

■■■西洋医学■■■

◆◇◆関節リウマチの検査◆◇◆

★画像検査★
・X線
・関節造影 
・CT

★血液検査★
・赤血球沈降速度亢進
CRP上昇
・白血球増加
・リウマチ反応陽性
・低たんぱく血症

◆◇◆関節リウマチの診断◆◇◆

◆米リウマチ学会(ACR)の分類基準◆
最も一般的に使われている、関節リウマチの診断法です。次の7項目のうち、4項目以上を満たせば『関節リウマチ(RA)』と診断されます。
・朝、関節が動かしづらい(朝のこわばり)
・関節炎が3か所以上発症している(多関節炎)
・手の関節が腫れている
・関節炎が左右対称に現れる
・皮下結節がある(リウマチ結節)
・リウマトイド因子(リウマチ因子)が陽性
X線で典型的な所見がある

◆◇◆関節リウマチの程度分類 ◆◇◆

◆機能障害の分類◆
関節の障害が日常生活に及ぼす影響を4段階に分けます。

<クラスⅠ>
不自由なしに普通の生活ができる。

<クラス Ⅱ>
関節に障害があるものの、普通の生活ができる。

<クラス Ⅲ>
身の回りの事が、ごくわずかにできる。

<クラス Ⅳ>
「寝たきり」又は「車イス」の生活。

◆X線:関節破壊の程度◆
X線写真により、関節破壊の程度を4段階に分けます。

クラスⅠ:変化なし
クラス Ⅱ:関節と関節の間が狭くなっている
クラス Ⅲ:骨のびらんがみとめられる。
クラスⅣ:強直している

◆◇◆治療法◆◇◆

薬物療法
症状を抑えます。薬で原因を治療することはできません。
・非ステロイド系抗炎症薬・・・鎮痛、腫脹の軽減
・副腎皮質ステロイド薬・・・強い抗炎症効果がある
・抗リウマチ薬
・注射・・・ステロイド剤、オスミウム酸射性同位元素

◆外科的療法◆
・滑膜切除術:炎症の減少を目的に、増殖した滑膜を取り除く手術。
・切除関節形成術(変形の矯正)
・関節固定術
・人工関節置換術

リハビリテーション
・温罨法、冷罨法
・筋力回復訓練
・関節可動域改善訓練
・歩行訓練


■■■東洋医学■■■

◆◇◆関節リウマチの原因◆◇◆
東洋医学では「痺証」に該当します。痺証は、「風邪・寒邪・湿邪」の3つの邪が侵入する事で、「痺れ」「痛み」「関節の動きが悪くなる」などの症状が起こります。

★行痺★
風邪が主な原因で、症状が移り変わりやすい。

★痛痺★
寒邪が主な原因で、痛みを強く訴える。

★着痺★
湿邪が主な原因で、同じ症状が長引く。

◆◇◆関節リウマチに対する鍼灸治療◆◇◆
副作用がなく、全身のバランスを整えるのが、鍼灸治療の特徴です。
単に、痛みや腫れの症状が出ている関節を治療するだけではなく、「血行を良くする」「自律神経を整える」「免疫機能の働きを整える」目的で、鍼灸治療を行います。
残念ながら、鍼灸治療で「関節リウマチ」を完治させる事はできませんが、
「通院して治療を受けているが、症状が徐々に悪化している!!」
「薬の効きが悪くなった!!」
「辛い日々を過ごしている!!」
・・・という方は、鍼灸治療をお試し下さい。


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