げっぷがよくでる
「げっぷ」とは、胃の中に溜まった空気が上がってきて口から出る生理現象です。「食べ物や飲み物と一緒に飲み込まれた空気」や「消化の際に発生するガス」などが胃の中に多量に溜まると「げっぷ」が生じます。また、精神的ストレスにより胃酸が多くでる時などにも多く発生します。また、病気によって「げっぷ」発生する場合もありますので、頻発する場合には医師にご相談下さい。
◆ 器質的問題◆
検査をしても異常が認めらないもの。
・前かがみの姿勢
・服用している薬の影響
「げっぷ」の事を東洋医学では「曖気(あいき)」と言います。東洋医学では「気・血・水のバランスが崩れると不調が生じる」と考えます。「曖気(あいき)」は「胃気の巡り」が悪くなり、本来、下に向かうべき「胃気」が上に向かってしまう事で生じます。
◆精神的ストレス◆
精神的ストレスは「気の巡り」を悪くします。その結果「胃気」に影響を及ぼし「げっぷ」が起こります。
油っこい物、味の濃い物、刺激の強い物、冷たい物の摂り過ぎにより「湿熱」が生じてしまい、胃の機能に影響を及ぼして「げっぷ」が生じている。
「病院の検査で異常がみつからないのにげっぷが頻発する」場合は、鍼灸治療をお試し下さい。「げっぷ」以外に発生している症状をお伺いした上で、体の状態をチェックしながら原因を探り最適なツボを刺激します。
・食べ過ぎに注意する
・脂っこい物、味の濃い物、刺激の強い物、冷たい物の摂り過ぎに注意する
・就寝3時間の食事は避ける
・食後すぐに横になるのは避ける
・ユックリとよく噛んで食べる
・精神的ストレスを溜めこまないよう、自分に合ったリフレッシュ法を見つける。
・充分な睡眠、休息をとる。