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顔面神経麻痺(ベル麻痺)に対する鍼灸治療

顔の麻痺は、脳出血、中耳炎、聴神経腫瘍など・・・様々な原因で起こります。顔面神経麻痺は、早く治療を開始する事が大切な病気です。まずは、専門医にご相談下さい。

病院の検査により「原因不明(ベル麻痺)」と医師に診断された場合は、病院の治療と並行して鍼灸治療をお薦め致します。「ベル麻痺」は鍼灸による治療効果の高い病気である一方で、顔面神経麻痺に対する特効薬はなく「投薬で暫く様子をみる」のが基本的治療になるからです。自然に治ることも多くありますが、「回復に時間がかかる」「後遺症がでてしまう」方もおります。「神経機能の回復を早める」「顔面神経麻痺の後遺症を避ける」事を期待して、鍼灸治療をお試し下さい。




◆◆◆顔面神経麻痺とは?◆◆◆
顔面神経とは「顔の筋肉を動かす」「味覚」「唾液や涙の分泌」に関係する神経です。何らか原因により顔面神経の伝達にトラブルが発生すると、顔面神経麻痺が生じます。「顔が歪む」「眼を閉じる事ができない」「口を閉じれない」などの外見に現れる症状が多く発生する為、精神的ダメージも大きい病気です。顔面神経麻痺は、中枢性と末梢性に大きく分ける事ができます。




◆◆◆顔面神経とは?◆◆◆
顔面神経は「脳から耳を経由して顔面に広がる」神経です。「顔の筋肉を動かす」「味覚」「唾液や涙の分泌」などに関係します。顔面神経の障害された位置によって、症状に違いが出てきます。(脳に近いほど症状が重くなります)




◆◆◆中枢性顔面神経麻痺について◆◆◆
脳幹(脳の一部)より上の部分の原因により、顔面神経の伝達に障害が起きた場合を「中枢性顔面神経麻痺」と言います。脳梗塞脳出血といった脳血管障害によって起こるので、「顔の麻痺」以外に「激しい頭痛」「手足の麻痺」「呂律が回らない」などの症状も発生します。速やかに専門医(脳神経外科)にご相談下さい。




◆◆◆末梢性顔面神経麻痺について◆◆◆

◆ベル麻痺◆
顔面神経麻痺の中で、最も多くみられるのがベル麻痺です。ハッキリとした原因がは判っておりませんが、「血液の循環が悪い為に顔面神経の通り道に浮腫ができてしまい、その浮腫が顔面神経を圧迫して起こる」と考えられています。また、「顔に冷たい風に当たった」「精神的ストレス」「肉体的疲労」が原因とも言われています。

◆ラムゼイ・ハント症候群◆
ラムゼイ・ハント症候群とは、帯状疱疹(水痘)ウィルスに感染して起こる病気です。「顔の麻痺」以外に「耳の痛み」「耳周辺に水疱ができる」のが特徴です。聴神経が侵されると難聴になることもあります。




◆◆◆顔面神経麻痺の原因◆◆◆
顔面神経麻痺は、中枢性と末梢性に大きく分ける事ができます。

◆中枢性麻痺◆
脳出血
・脳腫瘍

◆末梢性麻痺◆
・交通事故による外傷後(頭や顔の骨折など)に発生した顔面麻痺
・手術による顔面神経損傷による発症
・中耳炎による顔面麻痺
・聴神経腫瘍による顔面麻痺
・ベル麻痺(原因不明)
帯状疱疹(水痘)ウィルスの感染



◆◆◆顔面神麻痺経の症状◆◆◆

◆末梢性顔面神経麻痺の症状 ◆
・額のシワ寄せができない
・眼をシッカリ閉じる事ができない
・眼を閉じる時に眼球が上の方に回転する(ベル現象)
・唇をシッカリ閉じる事ができない
・口角が下がる
・唇を尖らせる事ができない(口笛が吹けない)
・聴覚の異常(過敏、耳が痛い、難聴など)
・味覚の低下
・唾液や涙の分泌が低下

※涙の分泌が少なく、瞼を閉じる事もできない為に、乾燥で眼が赤くなり痛みます。兎の眼が赤い事から、これを「兎眼(とがん)」と言います。

◆中枢性顔面神経麻痺の症状◆
上記の末梢性麻痺に比べて「顔を動かす筋肉に関わる症状が軽い」のが特徴です。
脳梗塞脳出血の疑いがあります。速やかに専門医にご相談下さい。
・額のシワ寄せができる
・眼をシッカリ閉じる事ができる (症状があっても軽い)
・顔面麻痺以外の症状がある(激しい頭痛、手足の麻痺、呂律が回らない)



◆◆◆顔面神経麻痺による後遺症◆◆◆
一部の方には、次のような後遺症が起こります。

◆病的共同運動◆
1日に1~2mmのペースで神経は再生されると言われていますが、神経が本来と違う場所に接合して再生されてしまう場合があります。その場合、「口を動かすと、まぶたも一緒に動いてしまう」などの動きが出てしまいます。これを病的共同運動を言います。病的共同運動は、顔面神経麻痺が発症してから数カ月経った頃に出現します。

◆食事をすると涙が流れる◆
「唾液の分泌」と「涙の分泌」に関わる神経が、混同して再生されてしまったケースです。

◆顔の筋肉を動かすと耳鳴りがする◆
「顔の筋肉を動かす神経」と「耳の機能に関係する神経」が混同して再生されてしまったケースです。

◆顔の強張り◆
片側の顔の筋肉が持続的に収縮した為に、安静時の顔の表情が非対称に見えます。顔面神経の再生される本数が少ない事が原因と言われています。

◆顔のけいれん◆
眼の周り、口の周りなどが、突然自分の意志とは関係なくピクピク動きます。



◆◆◆顔面神経麻痺に対する西洋医学的治療法◆◆◆
病院では、検査を受けた後に次のような治療が行われているようです。特効薬はなく、「投薬で暫く様子をみる」のが基本的治療になります。

◆約2週間の点滴◆
「副腎皮質ステロイド、抗ウイルス剤」の点滴を2週間連続で行います。

◆処方薬の服用◆
「血流改善剤、ビタミン剤、神経賦活剤」などが処方されます。

◆星状神経節ブロック◆
星状神経節(自律神経の神経節)に局所麻酔剤を注入します。

◆手術◆
改善がみられない場合は手術を行う場合があります。



◆◆◆鍼灸治療◆◆◆
顔面神経麻痺は「顔を洗う時に石鹸が目に入ってしまう」「口がゆすげない」「食べ物が口からこぼれてしまう」など日常生活の質が大きく低下します。また「顔が歪む」などの外見に現れる症状が多く発生する為、精神的ダメージも大きい病気です。鍼灸治療には、「神経機能の回復を促進する」効果があります。病院での治療で効果が得られていない場合は、鍼灸治療をお試しください。

◆顔面神経麻痺に対する鍼灸治療の流れ◆

①問診
・顔面神経麻痺の程度をチェックします
・今までの治療内容などをお伺い致します。

鍼灸治療
「血液循環を良くする」「神経機能の回復を促進する」「顔の筋肉の強張りを防ぐ」目的で鍼灸治療を行います。「神経の走行」や「麻痺している筋肉」を意識しながら、症状に合わせて治療効果の高いツボを利用します。頚や肩の凝りを改善する事も大切です。

③最後に軽くマッサージを行います。


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